求められるスキルは職種によって変わります。もしも士業を行うならば、名乗るためにも、携わるにも資格を必要とします。だから、その勉強をして合格証を得られればスキルが身につきます。
ところが難易度が高い資格ほど、長い期間、学習をすることになります。それには10代ぐらいのころからその方面で仕事を就くための勉強を重ねているほうが有利です。
まったく無知の人が20代から開始する以上に、10代からスタートしているほうが技術は高まります。縄跳びが得意な人がその方面の勉強をすればもっとスキルが高まります。したがって上手かどうかというポイントでも、それからの腕前のレベルは違います。でも、たとえ不得意であっても、努力を積み重ねればやがて得意になってくることはたしかであり、諦めてしまっている状態と比べて、より得意になれます。
ビジネスでも同様に能力の方面を考え、人前で話してもぜんぜん問題がない、発表資料を作ることができ、緊張せずにプロジェクターを使ってわかりやすく伝えることができる、それは十分に技能になります。人前でかなり緊張する人がこのスキルを身につけることは方面がそぐわないことにもなります。自分はそういうスキルを身につけるべきかどうかというのを自分で判断して身につける必要性があります。
あとはプレゼンテーションスキルを身に付けたいという熱意があれば、やるしかないです。
やってみて恥ずかしいことになるかもしれませんが、やろうとしないよりはスキルアップになります。パワーポイントの操作方法を身につけるというよりも、自己判断に関連しますが、人間的にその方面でやっていけるのかどうかを考慮してスキルを高めることが大切です。営業するときには名刺を配っての交渉は日常茶飯事であるし、商品がよいから売れるという商品力のみの問題ではありません。商品力も良いですが、販売する能力がなければ買わないことがある、人の反感につながる、業務ができなくなってしまいます。